【無意識で生きている】指を怪我してわかる指の有難さ
なんか変なタイトルなブログ記事になってしまったが、
みなさんも一度は指を怪我したことがあるだろう。
だから共感する部分も多いのではないかと思う。
先日、卒業式の片づけをしている際に、右手の中指の先端部分に刺がささり、負傷してしまった。
とげが刺さっただけなので、そんなたいしたことないだろうと思っていた。
怪我自体は大したことなくなかったのだが、とげがなかなかとれず、少しほじくってとげを抜いた。これが、日常生活に大きな影響を与えることになる。
私が怪我をしたのは、右手の中指の先端部分だ。
みなさん、日常を振り返ってみてください。いつ右手の中指を使いますか。
実は、たくさんのことで使っています。
例えば、スマホをとろうとするシーン。私はAndroidなので、裏に指紋認証がついている。だから基本的に親指と中指でつまんでとろうとする。すると、とるたびに「痛い!」となるのだ。
その他にも、パソコンのタイピングやペットボトルの蓋を開ける時など、色々なときに中指の先端に力を入れている。
その中でも一番ストレスになったのが、ご飯を食べる時だ。
箸を使う時に中指はかなり活躍しているのだ。箸を使うたびに傷口にクリティカルヒットするのだ。
このように、知らず知らずに使っているのが指である。また少し怪我をしたぐらいなら、怪我の存在を忘れてしまうのである。だから、何かあるたびに「痛い!」となって生活することになる。非常にストレスのたまる日々を過ごした。
それと同時に、指の活躍頻度の高いこと。「痛い!」となるということは、中指が使われいるということの裏返しになる。
ある意味、発見の多い一週間でもあった。
「痛い!」と思うたびに、こんなことにも使っていたんだと思い、指に感謝をする一週間でした。
人ってこういう事多いと思うんです。
別れてから気づく彼氏・彼女の偉大さじゃないですが。何かアクションが起こらないと目を向けないものってたくさんあるんだと思う。それだけ無意識で生きている証拠だと思う。
そんな些細なところにまで目を向けられる人になろう。そして、たまには日常の当たり前の生活を見直すような人になろうと思えた日でした。
おわり
今日も素敵な休日を!
ではでは。
【分数は奥深い】分数がもつ5つの意味
みなさん何気に使っている分数には、算数的にみると5つの意味が存在します。
子どもの会話の中にも、「だいたい1/3ぐらい終わった」とか「一人2/3やな」とか色々と聞こえてきます。
今日は、そんな分数に関する5つの意味について書いていきます。
分数がもつ5つの意味とは?
2/3を例にすると、次の5つになる。
①具体物を3等分したものの二つ分の大きさを表す。(分割分数)
②2/3L、2/3mのように、測定したときの量の大きさを表す。(量分数)
③1を3等分したものの2つ分の大きさを表す。(単位分数)
④AはBの2/3というように、Bを1としたときのAの大きさの割合を表す。(割合分数)
⑤整数の除法「2÷3」の商を表す。(商分数)
このように5つの分数に分けることができる。分け方によってはもっと細かく分けることができるみたいだが、ここでは省略する。
①分割分数は2年生で、②量分数・③単位分数は3年生で、④割合分数・⑤商分数は5年生で学習することになっている。
では、ここからそれぞれの立場から分数を詳しくみていく。
分割分数とは?
ホールケーキを同じ大きさに4つに分けたうちの一つ分は1/4という考え方である。
「だいたい、1/3ぐらい終わった」というのは、この分割分数の考え方であると思われる。全体を同じ大きさに3つに分けたうちの1つ分が終わったという意味であると解釈できる。
つまり、分割分数とは、具体物をいくつかに分けたうちのいくつ分かという考え方です。
量分数とは?
2/3L、2/3mのように、単位のついている分数のことを量分数という。
「1mのテープを3等分したうちの二つ分は2/3mとなる」というは、まさに量分数の考え方である。
分割分数では全体という抽象的なものを基としていたが、量分数では明確な単位を設けている分数ということになる。
単位分数とは?
1/3、1/4、1/5のように、分子が1である分数を単位分数という。
つまり、いくつかに分けたうちの一つ分が単位分数という考え方になる。分数は単位分数のいくつ分かで表すことができる。
例えば、2/3は1/3が二つ分であり、4/3は1/3が4つ分であるという考え方になる。
この単位分数の考え方を使うと、2/3と4/3では4/3の方が大きいとなる。単位分数の考え方を使うことで、分数の大きさ比べができることになる。
割合分数とは?
これは割合を使った考え方である。
例えば、「2mは3mの何倍になるか。」といった問題の答えは2/3倍となります。この2/3が割合分数の考え方です。
これは、3mを「もとにする量」とみたとき、2mの「比べられる量」はどれぐらいの割合で表すかといったことである。つまり、3mを1とみたら、2mは2/3となるよということである。この2/3が割合分数である。
商分数とは?
2を3で割った時の商が2/3になる。この2/3が商分数である。
わり算の答えが分数の時に用いる考え方である。
最後に
分数がもつ5つの意味の違いについて書いた。
この5つの違いを教師は理解していなければ、子どもが分数の単元を正確に学ぶことは難しいだろう。
私も正確にわかっているわけではないが、なんとなくの違いを理解することができたのではないかと思う。
この違いをわかっていないと、どんな間違いが起こるのかについて今後書いていきたい。
ではでは 。今日はこの辺りで。
おわり。
【学校のここが変】卒業認定って職員全員必要なの?
ある日の職員会議の話をさせてください。
職員会議の冒頭に、司会から「卒業認定をします。6年生の担任の先生お願いします。」という言葉があった。
私の頭の中は????卒業認定?義務教育じゃないの?卒業できない人いるの?
とたくさんの?が浮かびました。
でも会議は淡々と進み、
それぞれの6年生の担任が、今のは6年生はこうであーでと色々コメントし、最後に卒業お認めくださいと言って、最後に校長が6年生の子どもたち、そして担任のみなさんは本当に頑張ってくれています的な総括をして、卒業認めますというコメントを残します。
無駄な時間といえば、申し訳ないですが、
なんだこの儀式は!?!?!?!?!?と思ってしまいました。
そもそも必要なんですか。卒業認定なんか。形式だけのやつじゃないんですか。
てか、こんなことやっているのってうちの自治体だけ?学校独自のこと?
どうしても必要というなら、校長と6年生の担任だけでやるのいいのでは?職員会議の冒頭15分を使ってやることなんですか。
と山ほどの???が浮かびながら終えていきました。
あとで聞こうと思っていたのが、職員会議が長すぎて、聞くのを忘れていました。(笑)
今ふと思い出したので書いとこうと。また月曜日にもでも聞いてみようかなと。
とにかく学校は会議コストへの意識が低すぎる。会議は永遠にしてもいいものだと思っている。職員全員が自分の仕事を一旦中断して、会議するって相当なコストがかかっていると思う。
でも、その部分であまりフューチャーされていないから、たくさんの変な儀式的なものが未だに残っていたりする。
みなさんの学校でも卒業認定ってあるんですか?
教えてください。
ではでは。今日も素敵な一日を!
終わり。
【おすすめ本】算数の授業がもっとうまくなる50の技(尾崎正彦)
この本を紹介する前に、この本に出会ったきっかけを少し。
この本に出会ったのは、新潟大学附属新潟小学校の公開研究会に参加したのがきっかけです。
そこの研究会で志田先生の授業を見させていただきました。その事後協議会で尾崎先生(関西大学初等部教諭)と笠井先生(国立政策研究所)がコメンテイターとして参加されていました。
そこでの尾崎先生の授業の見方に圧倒されました。初任者であるから圧倒されて当たり前なのですが、「なるほど」そんな視点で見ているんだということばかりでした。
それがきっかけで、この本に出会いました。
ちなみに志田先生の公開授業のextra協議会が明日あるので楽しみです!
この本はどんな本
指導案を書いて、3クラスで授業を展開しても、全く同じ授業は展開されず、三者三様の授業が展開されます。それは教師の授業力に差があるためです。
その授業力を向上させるための具体的な技が50個詰まっています。具体的な場面から書かれているので、即実践できるような技ばかりです。
この本から学んだこと
授業を生かすも殺すも教師次第ということ。
自分の実践している方法と著書にのっている実践を比較することで、自分は子どもに本当の学びをつくれているのかと考えさせてくれる。
子どもは積極的に手も挙げるし、ノートも書くが、それって本当の学びにつながっているのでしょうか。
わかっている子はクラスの数人になっているのはないか。
読みながら、改めて自分の授業力を問いただしてくれる。
学んだことから起こす行動
50の技の中から明日から使ってみようと思った技を2つ紹介します。
①瀬戸際に立たせることで意思表示させる
ここでは、全員を立たせて、わかったら座っていき、座ったら立っている人に説明するという具体例が書かれていました。
わかったふりをなくし、考えなければいけない状況をつくりだすのです。また、子どもは自分がわかっているかどうかをメタ認知しようとします。
②友だちの気持ちを語らせる。
ここでは、子どものつぶやきを拾って、そのつぶやきの気持ちを全員で考えるという具体例が書かれていました。
授業は横につなげろとよく言われますが、なかなか難しいです。でも、ここまで具体的に書かれていると実践しやすいです。
こんな人におすすめ
算数の授業力をつけたい先生は是非手にとっていただきたい。具体的な場面まで書いているので、特に若手の先生や具体的な方法を知りたい先生におすすめです。
ぜひ読んでみてください!
それでは今日も素敵な一日を!
ではでは。
おわり。
ミニマリズムという生き方
物をもたない人
3年前ぐらいだと思う。そんな人に出会ってかっこいいと思った。
そこからミニマリストという言葉を知って、自分もミニマリストになりたいと思うようになった。そして、極力物を減らそうと努力した。
「物持たない人=かっこいい」というのがスタートだったので、本質がわかっていなかったのと今は思っています。
最近は、少しずつこういうことかなと実感できるようになったので、それは今日を言葉にしようかなと思います。
そもそも「ミニマリスト=ミニマリズムな生き方をしている人」という言葉の意味でつかわれている。では、ミニマリズムとは何かというと、
ミニマリズム(minimalism)とは、必要最低限まで省略する表現スタイルのことであり、「最小限主義」とも言われる。1950年代に彫刻や絵画の分野で言われ、その後音楽、建築や哲学でも言われるようになった。そして一般的にも使われるようになった。
ちなみに私が「ミニマリズム」の考えと出会ったのは、建築を勉強している高校生の時だった。その当時は、えらいシンプルなデザインだなとおもっていた
が、これがまさにミニマリズムの建築の一つで、ミース・ファン・デル・ローエが手掛けたファンズワース邸である。
今見ると、かなりかっこいいと思うが、その時は何とも思っていなかった。
話はそれたが、なぜ今ミニマリズムな生き方をしているかと言うと、興味があるところに集中したいからである。逆を返せば、余計なところに労力を使いたくないからである。労力というのは、自分の思考と時間である。
服、持ち物や食にあんまり興味がない私は、最低限生活できたらいいなと思っている。何を着ていようが、何をもっていようが、何を食べていようが、興味がない。他人に迷惑をかけず、生活できていればいいのである。
だから、必要最小限でいいことになる。
なるべく持つ物や食べるものは減らしたりパターン化したりすることで選択の回数を減らすようにしている。
また私は優柔不断な性格なので、目の前に選択がくるたびに悩んだり、選択に時間がかかったりする。また、服を選ぶのがめんどくさいから着がえたくないという気持ちが芽生え、出発する時間がどんどん遅くなったしまうことが多々あった。
そのため、そこに労力をかけたくないと思っている。自分がより興味があることに集中するということである。
誤解されがちだが、ミニマリズムな生き方にゴールはない。自分が快適に暮らせるよう、少しずつ極めていきたい。
また今後もミニマリズムについては発信していきます。
今日も素敵な一日にしましょう!
いってきます!
おわり。
簿記試験受けてきました
2月の最後の日、2月28日に簿記試験3級を受けてきました。
簿記は70点以上をとれば合格なので、自己採点でいけば合格しているかなと思います。
そもそも、なぜ簿記を受けようかと思ったというと、簡単に言うと社会人になったからです。
社会人になって、毎月20万円以上のお金をもらえるようになりました。贅沢をする性格でもないので、毎月10万円ぐらいのお金がたまっていきました。
お金があると、自然にお金に興味を持ち始めたのがきっかけです。ないと何も思わないが、あると興味が沸くものですね(笑)
お金があることがきっかけで、お金の勉強をしようと思ったのが1月。
そこから、お金について色々調べていると、簿記3級は公教育で勉強するべきだという人がいたので、では取りますかということで勉強スタート。
参考本や問題集は買わず、インターネットにある素材で勉強しました。完全独学です。あんまりおすすめはできなが・・・また勉強方法については別の記事で!
とにかく、お金の勉強を目的に、簿記試験を受けたという話でした。
世の中の9割以上はビジネスです。そのビジネスのあり方を習うのはいいのではないかなと思います。これから、色んな企業の業績が少し詳しくわかるのが楽しみです。
それでは、今日も素敵な一日でした。
もう3月早いな!
おやすみなさいー
【本】置かれた場所で咲きなさい
だいぶ前に読んだ本だが、アウトプットされずに放置されていたので、ログとして書いておこうかなと思います。
200万部を超えるベストセラーらしい(知らなかった)ので、タイトルを耳にしたことがある人もいるのではないだろうか。
この本はどんな本
著書である渡辺和子さんが実際に経験されたことをもとに、生きるのが楽になる言葉、人生を前進させる言葉や愛で溢れる言葉がたくさん書かれている。
例えば、この本の中にこんな言葉がある。
「一生の終わりに残るのは、我々が集めたものではなく、我々が与えたものだ。」
多くの人が歳をとりたくないと思っている、財産となるように歳をとれていたらどうだろうか。
そうなっていると、歳をとることは自然と喜びと変わるだろう。周りの人に少しでも何かを与えられていると財産として残る日々を過ごせるのではないだろうか。
そんな人生を歩みたいと思ったものだ。そんな言葉たくさんつまった一冊となっている。
この本から学んだこと
大きく2つある。
1つ目は、出会いの大切さということ。著書に書かれた言葉は、渡辺さんが実際に経験された人やモノとの出会いからである。一つひとつ出会いから、ここまでの言葉を引き出せるのは渡辺さんの感受性の豊かさもあるが、出会いがないと始まらない。
2つ目は、決して雑になっていはいけないという考え方である。何事にも、これぐらいでいいかと思うのではなく、ていねいに向き合うということである。
学んだことから起こす行動
出会いの数を増やす。特に人との出会いを増やしていきたい。また、自分とは違う生き方をしている人と触れ合う。
そうすることで、自分の価値観とのギャップを感じ取りたい。それこそが自分にはない価値観であり、自分の人生の学びとなると思う。
何かを人からもらう時は両手で。「当たり前だ」というツッコミが入ってきそうだが。自分の苦手なところだ。どんな状況でも、人から与えられたものを両手でいただけるような人間になりたい。この本も「『ていねいに生きる』とは、自分に与えられた試練さえも、両手でいただくこと。」という言葉で締めくくられている。
教材、教具やレシートなど、日常のあらゆる物の受け取りを両手で行う。また、食器をもって食事をいただく。何かをもらう時は常で両手でもらう。
こんな人におすすめ
自分の行き方を見直すきっかけをくれると思います
人生に息苦しさを感じる人、今の生き方に疑問をもっている人は読んでほしいと思います。
80/100点 ぜひ読んでみてください。
今日も素敵な一日を送りましょう!
ではでは。
おわり